PETAの暴露で資生堂「NARS」アナグマ毛の販売禁止へ

子会社も加わり90近くのブランドがすでに、無残に殺害されたアナグマ毛のメイクブラシを拒否

即時公開 (For Immediate Release)
2019年11月7日

(東京) PETAの調査で撮影された中国のアナグマブラシ業界のおぞましい映像を手にした資生堂の子会社である高級化粧ブランド「NARS Cosmeticsは、アナグマ毛を使用したメイクブラシの販売を禁止した。

「どんなメイクブラシでも敏感な野生動物を苦しめて殺害する価値なんてありません」とインターナショナル・キャンペーン担当シニアバイスプレジデントのジェイソン・ベーカーは強調し、「アナグマの毛でできたブラシの販売を禁止してくださった「NARS」は、化粧品業界をより優しい方向に向かわせようとしているPETAにとって、とても心強いです」と主張した。

アナグマは、メイク、絵の具、シェービングなどのブラシ製造のために養殖され、罠やその他の残酷な方法で捕獲されることもある。そして、乱暴に殺害されるまで窮屈なワイヤーの檻に閉じ込められていることがPETAの調査で明らかになった。中国のアナグマ農家では、多くの動物に特有の異常行動がみられた。ある農家では片足を失ったアナグマもいた。アナグマ処理場の作業員はアナグマの首を切り裂く前に、鳴き叫ぶアナグマの頭を椅子の脚など何か手近な物で何度も叩く。首を切られてから1分間ももがき続ける動物もいた。

野生のアナグマは非常に社交的で、地中で複雑につながる穴を掘って暮らす。巣穴は、親から子へと何世代にもわたって受け継がれ、数百年も使われているものもある。アナグマは几帳面な性格で、巣穴には寝室や子供を産む部屋があり、外には用を足すためのため糞場があります。

PETAの映像が公開されたのをきっかけに、The Art of Shaving(アート・オブ・シェービング)を傘下にもつ生活用品大手P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)がまず、アナグマ毛の商品を禁止した。SherwinWilliams(シャーウィン・ウィリアムズ)The Valspar Corporation(バルスパー株式会社)Penhaligons(ペンハリガン)、「ボブの絵画教室」で有名なボブ・ロス Inc.Bob Ross Inc.を含めて90近くのメーカーが、それに続いた。PETAは現在、他の会社にも販売を中止するよう呼びかけている。

PETA(ピータ)は、「いかなる場合においても動物は私たちが虐待する対象ではない」をモットーの一つとし、人間中心主義者の世界観に基づく種差別( スピーシズム)に反対する。

詳しくは、PETAAsia.comを参照してください。

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